④ 犬とハイキング: 集団感染症にて山小屋閉鎖編【スウェーデン北部『クングスレーデン』】
2023/ 09/ 27 (Wed) 05:24
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昨日の記事から続いています。
⚫︎本日の行程⚫︎
シンギ ステーションのだいぶ手前⇒⇒シンギ ステーション⇒⇒セルカ ステーションの手前

ーーーーー
昨夜は、寒すぎて何度も目が覚めました。
ありったけの服を着て寝るも、寒い。
過酷な夜となりました。
ワンズが湯たんぽになってくれ、なんとか乗り切れましたが、今夜からは対策しなければ。
…ここクングスレーデンは北極圏に位置するので、油断は禁物です。
ーーーーー
本日も晴れ。
アルエルは眠そうですが、出発。

↓
少し歩いたところで、靴紐などの調整をしながら休憩していたところ、お姉さんに声を掛けられました。
南に向かってる?ケネルカイセステーションが閉鎖したよ。
スタッフの殆どが嘔吐・腹痛・下痢の症状が出たためだという。詳しい原因などは調査中だとのこと。
まぢですか!!!?
スタッフの症状的に、感染性の腸炎か何かな?
あっ、だから、昨日ヘリが何度も行き来してたんだ、病人を運ぶために。
お茶々) 伏線の回収回収
昨日、我々は、ケネルカイセステーションに寄り、トイレ休憩をしました。水ももらったが、大丈夫か??
ワンコNGだったので、建物内には入らず(ママは数秒覗いて写真だけとったが)、ステーションの敷地内では、水場を聞くのに一瞬旅人と話しただけで、スタッフや宿泊者ぽい人とは絡んでない。
…大丈夫と思いたい(>_<)
我々は、アビスコ(北)に向かうので、ステーションが閉鎖されても問題ないけれど、南に向かう人で特にテントなしでステーションに泊まる予定だった人は大変だ。
…ひとつのステーションが閉鎖したら、2区間歩かなければならない。シンギからニッカルオクタまで、33kmほど歩く事になる。
とりあえず、我々は今のところ、症状はない。
体調に注意しながら、歩みを進めることにしました。
ちなみに、山の中は携帯の電波もないから、これらの情報は人がリレーして繋ぐしかないのです。次のステーションから先は貼り紙がされてました。
※この事件、あとで友人から聞くに、スウェーデンのテレビなどでも大きく取り上げられていたそうです。
我々がこの時期に歩いていることを知っていた知人達は、犬連れだし、多分大変なことになってるだろうとおもっていたそうな。
ーーーーー
シンギーセルカ間は、小さな湖などがいくつもあり、とても綺麗。
ワンズが歩ける箇所も結構あり、ルンルン歩きます。

しかし、沢もあれば、数十メートルにわたるガレ場が、何箇所もあります。
大きな石や浮石の上を歩いていく必要があり、ワンズは怪我予防のため、危ない箇所は抱っこで通ります。
↓
その後、ポメラニアン2匹をつれた女性と出会いました。
ポメラニアン達は元気いっぱい。
アルエルも、初の小型犬に、絡みが止まりません。

しかし、ふと思う。
明らかに小型犬が歩けない石ゴロゴロのガレ場もあったのだが…ワンコ2匹、女性1人でどう歩いてきたんだろうか?
2匹を抱えて?
いやぁ、人間が歩くのも、なかなか不安定だったが。。。やはりあのポメラニアン達は自力で歩いたのか?じゃあ沢は??
お茶々) ヘリだな
こっちのワンコは凄いなぁと思いました。
ーーーーー
その後、ひたすらに歩いて行きます。
アルは疲れだし、途中からチラチラこっちをみるように。
つまり、抱っこだ〜
こんな甘えたに誰がした?
しかし、向こうから人が来るのが見えると、降ろせ!と大騒ぎ。
通りすがりに、「すごいねー」と言われたい、良い子良い子してもらいたい…ようです。
そして、人が通り過ぎ見えなくなると、すぐさま抱っこをせがむ。。。
お白) 外ヅラは重要だ。どこで誰が見ているか、わからんからな…
ーーーーー
そうこうしているうちに、シンギ ステーションに到着。


景色抜群。ステーション内に川が流れており、とても良い感じ。
ちょうど昼時だったこともあり、みんなのんびり休憩してます。
そんな中、1人必死の男、アルフィン。
前を通る人に、遊んで〜撫でて〜構って〜とアピールが止まりません。
お茶々) 恥ずかしいからっ、にいちゃん!
アルフィンを必死に止める弟、お疲れ様。
我々は、行動食を食べてトイレ休憩。

その頃、暖かな日差しの中でワンズはお昼寝タイム。
…かなりお疲れモードです。にしても、豪快な寝相だな(^^;)

ーーーーー
1時間ちょっと休憩したのち、
次の、セルカ ステーションへ向けて歩き始めました。

シンギからセルカまでは4時間ほどと近いはずが、結構歩いてると思うのに、何故か到着しない。
疲れてる?
絶景にも慣れはじめ、ただただ歩いて行く感じになってきました(^^)

途中の避難小屋をこえて、もう少し歩いたところの小丘の上に、テントを張りました。

小川が近くにあり、水の確保は大丈夫。
しかし、蚊やブヨぽいのが少しいる。
日本の蚊取り線香、がんばれ。
ーーー
夕飯は、今日もパスタ×2種の味。

昨夜は寒すぎたので、今夜は寝袋二個をファスナーで繋げてみました。
その真ん中に、アルエルを入れ、パパママで挟みこみ、更にナルゲンに熱湯を入れて湯たんぽを作りました。
こりゃ、あたたかい。最高だ。

(これがナルゲンです。パッキンがないのに水漏れしない。軽いし熱湯も雪や氷もokという優れもの。)
大自然の中での野営にも、だいぶ慣れてきました。
おやすみなさい。

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◇ワンコおすすめグッズ紹介◇
⚫︎本日の行程⚫︎
シンギ ステーションのだいぶ手前⇒⇒シンギ ステーション⇒⇒セルカ ステーションの手前

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昨夜は、寒すぎて何度も目が覚めました。
ありったけの服を着て寝るも、寒い。
過酷な夜となりました。
ワンズが湯たんぽになってくれ、なんとか乗り切れましたが、今夜からは対策しなければ。
…ここクングスレーデンは北極圏に位置するので、油断は禁物です。
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本日も晴れ。
アルエルは眠そうですが、出発。

↓
少し歩いたところで、靴紐などの調整をしながら休憩していたところ、お姉さんに声を掛けられました。
南に向かってる?ケネルカイセステーションが閉鎖したよ。
スタッフの殆どが嘔吐・腹痛・下痢の症状が出たためだという。詳しい原因などは調査中だとのこと。
まぢですか!!!?
スタッフの症状的に、感染性の腸炎か何かな?
あっ、だから、昨日ヘリが何度も行き来してたんだ、病人を運ぶために。
お茶々) 伏線の回収回収
昨日、我々は、ケネルカイセステーションに寄り、トイレ休憩をしました。水ももらったが、大丈夫か??
ワンコNGだったので、建物内には入らず(ママは数秒覗いて写真だけとったが)、ステーションの敷地内では、水場を聞くのに一瞬旅人と話しただけで、スタッフや宿泊者ぽい人とは絡んでない。
…大丈夫と思いたい(>_<)
我々は、アビスコ(北)に向かうので、ステーションが閉鎖されても問題ないけれど、南に向かう人で特にテントなしでステーションに泊まる予定だった人は大変だ。
…ひとつのステーションが閉鎖したら、2区間歩かなければならない。シンギからニッカルオクタまで、33kmほど歩く事になる。
とりあえず、我々は今のところ、症状はない。
体調に注意しながら、歩みを進めることにしました。
ちなみに、山の中は携帯の電波もないから、これらの情報は人がリレーして繋ぐしかないのです。次のステーションから先は貼り紙がされてました。
※この事件、あとで友人から聞くに、スウェーデンのテレビなどでも大きく取り上げられていたそうです。
我々がこの時期に歩いていることを知っていた知人達は、犬連れだし、多分大変なことになってるだろうとおもっていたそうな。
ーーーーー
シンギーセルカ間は、小さな湖などがいくつもあり、とても綺麗。
ワンズが歩ける箇所も結構あり、ルンルン歩きます。

しかし、沢もあれば、数十メートルにわたるガレ場が、何箇所もあります。
大きな石や浮石の上を歩いていく必要があり、ワンズは怪我予防のため、危ない箇所は抱っこで通ります。
↓
その後、ポメラニアン2匹をつれた女性と出会いました。
ポメラニアン達は元気いっぱい。
アルエルも、初の小型犬に、絡みが止まりません。

しかし、ふと思う。
明らかに小型犬が歩けない石ゴロゴロのガレ場もあったのだが…ワンコ2匹、女性1人でどう歩いてきたんだろうか?
2匹を抱えて?
いやぁ、人間が歩くのも、なかなか不安定だったが。。。やはりあのポメラニアン達は自力で歩いたのか?じゃあ沢は??
お茶々) ヘリだな
こっちのワンコは凄いなぁと思いました。
ーーーーー
その後、ひたすらに歩いて行きます。
アルは疲れだし、途中からチラチラこっちをみるように。
つまり、抱っこだ〜
こんな甘えたに誰がした?
しかし、向こうから人が来るのが見えると、降ろせ!と大騒ぎ。
通りすがりに、「すごいねー」と言われたい、良い子良い子してもらいたい…ようです。
そして、人が通り過ぎ見えなくなると、すぐさま抱っこをせがむ。。。
お白) 外ヅラは重要だ。どこで誰が見ているか、わからんからな…
ーーーーー
そうこうしているうちに、シンギ ステーションに到着。


景色抜群。ステーション内に川が流れており、とても良い感じ。
ちょうど昼時だったこともあり、みんなのんびり休憩してます。
そんな中、1人必死の男、アルフィン。
前を通る人に、遊んで〜撫でて〜構って〜とアピールが止まりません。
お茶々) 恥ずかしいからっ、にいちゃん!
アルフィンを必死に止める弟、お疲れ様。
我々は、行動食を食べてトイレ休憩。

その頃、暖かな日差しの中でワンズはお昼寝タイム。
…かなりお疲れモードです。にしても、豪快な寝相だな(^^;)

ーーーーー
1時間ちょっと休憩したのち、
次の、セルカ ステーションへ向けて歩き始めました。

シンギからセルカまでは4時間ほどと近いはずが、結構歩いてると思うのに、何故か到着しない。
疲れてる?
絶景にも慣れはじめ、ただただ歩いて行く感じになってきました(^^)

途中の避難小屋をこえて、もう少し歩いたところの小丘の上に、テントを張りました。

小川が近くにあり、水の確保は大丈夫。
しかし、蚊やブヨぽいのが少しいる。
日本の蚊取り線香、がんばれ。
ーーー
夕飯は、今日もパスタ×2種の味。

昨夜は寒すぎたので、今夜は寝袋二個をファスナーで繋げてみました。
その真ん中に、アルエルを入れ、パパママで挟みこみ、更にナルゲンに熱湯を入れて湯たんぽを作りました。
こりゃ、あたたかい。最高だ。

(これがナルゲンです。パッキンがないのに水漏れしない。軽いし熱湯も雪や氷もokという優れもの。)
大自然の中での野営にも、だいぶ慣れてきました。
おやすみなさい。

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